2024年11月7日、広島大学にて、南浦涼介准教授が担当する授業「教育課程論」(対象:広島大学教育学部第一類)の第9回が行われました。今回の授業では、広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI)が実施している「デジタル・シティズンシップ・シティ:公共的対話のための学校(通称:NICE)」が、学校における外部連携事業の一つとして教材化されました。
広域交流型オンライン学習は、広島大学、東広島市教育委員会、ソフトバンクが連携し、単元やアプリの開発・運営を行い、学校が自主的に参加して実施しています。今年度、広域交流型オンライン学習の全体進行(T1)を3回担当する南浦准教授(テーマ:多文化共生)が、これまでに実施した授業の記録動画を学生に見せながら、この学習は、「どのような機関が連携しているのか。」「どんな方法でつながっているのか。」「学校、教育委員会、大学など関係者それぞれにとってどのような利点があるのか。」といった問いを学生に投げかけ、予想させながら、授業を進めました。
さらに、小学校現場や東広島市教育委員会での勤務経験がある三井特任助教がゲストティーチャーとして登壇し、受講生141名に対しNICE事業の概要と特質を説明し、理解を深めました。
また、学生にとって貴重なインターンシップの機会となる学生支援スタッフ制度についても紹介し、授業終了後に興味を持った学生から早速参加の申し込みがあるなど、関心の高さが伺えました。
EVRIでは,引き続きこれらの課題解決に取り組むともに, NICE事業に関する説明・研修等の場を設定させていただきます。
(個人・団体を問わず)ご関心を持たれた方は sipstaff-evri[*]ml.hiroshima-u.ac.jp までお問い合わせください。([*]を半角@に置き換えた上、送信してください)