広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI)研究員

宇ノ木 啓太

Keita Unoki

専門は社会科教育です。歴史教育や小学校の社会科地域学習について研究しております。
EVRIでは、2020年より教育研究推進員として「のん太の学び場」のコンテンツ作成やオンラインセミナーの運営のサポート,広域交流型オンライン地域学習のプロジェクトに従事していました。
2022年度から2年間は社会科教師として,中学校にて勤務していました。
2024年からは,内閣府が実施し、科学技術振興機構(JST)が管理する「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の第3期課題「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」として採択された「デジタル・シティズンシップ・シティ:公共的対話のための学校」事業(通称、NICEプロジェクト)の研究員として、プロジェクトに取り組んでいきます。

研究業績

【論文】
・吉田純太郎,宇ノ木啓太,草原和博(2022)「越境的な遠隔教育を子どもはどう受け止めたか―東広島市「広域交流型オンライン社会科地域学習」参加児童のアンケート回答から―」『広島大学大学院人間社会科学研究科紀要 教育学研究』第3号,pp.81-90.
・宇ノ木啓太(2022)『オンライン学習を導入した社会科地域学習の変革―理解主義の課題の克服を目指して―』広島大学大学院人間社会科学研究科修士論文
・川口広美,神田颯,今井祐介,宇ノ木啓太,藤井結子,村田一朗,両角遼平,奥村尚,河原洸亮(2022)「デジタル時代のシティズンシップ教育カリキュラムの内容構成―学習者の政治参加を促すDigital Civics Toolkitの場合―」『学校教育学実践研究』
・大坂遊, 草原和博, 宇ノ木啓太, 小栗優貴, 玉井慎也, 守谷富士彦, 岩佐佳哉, 宅島大尭, 両角遼平, 靑木理恵, 岩﨑泰博, 正出七瀬, 瀬谷敦之, 鈩悠介, 桃原研斗(2021)「探究的な学びを支援する小学校社会科地域学習用デジタルコンテンツの開発と活用(3):広域交流型オンライン社会科地域学習の構想」『広島大学大学院人間社会科学研究科紀要:教育学研究』2, pp.302-310
・Jongsung Kim, Keita Unoki(2018)How do the history textbooks of South Korea and Japan describe the Korean-Japanese history? Pursuing a social studies lesson that is open to another nation’s discourses, Journal of social studies lesson study, 6(2), 39-60. (in Korean).

【書籍】
・宇ノ木啓太(2021)「古代国家の歩みと東アジア世界―仏教でつかむ古代国家の歩み」草原和博,渡邉巧編著『学びの意味を追究した中学校歴史の単元デザイン』明治図書

研究キーワード

社会科教育,ゲートキーピング,社会科地域学習,オンライン学習,ICT広域交流型オンライン地域学習