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【2025.07.30】小中学校教員向けに、DCCで使用したデジタルコンテンツの活用に関する研修を実施しました。

2025.07.30
  • 研修

概要

2025年7月30日(火)、草原和博教授が東広島市教育委員会主催の「Let’s try GIGA授業」にて講師を務め、講話を行いました。
「Let’s try GIGA授業」は、1人1台端末環境を活用した授業改善を目的とした、東広島市教育委員会による希望参加型の教職員向け定期研修です。

今回の研修では、デジタルコンテンツを活用した授業づくりに関する講義と演習を通じて、各校での実践力向上を図ることが目的とされました。東広島市内の小中学校教員17名が参加し、デジタルコンテンツに掲載された資料を活用した課題づくりに取り組みました。

前半 広域交流型オンライン学習の実践と教育的意義

前半では、GIGA環境が整っているからこそ可能となる新しい授業の形として、「広域交流型オンライン学習」が紹介されました。学校と学校、学校と社会、そして人と人がつながることで、デジタル社会におけるコミュニケーション力が育成されることを、これまでの複数の授業実践事例を通して紹介しました。
人口減少社会においては、社会とのつながりが一層重要となり、社会の課題を自分事として捉え、意見を表明したり、学級・学校・地域との比較を通じて学びを深めることの意義が強調されました。

後半 デジタルコンテンツを活用した課題づくり演習

1. 単元(数時間)を通してじっくり探究させたい課題
2. 個別の資料をさっと読み取らせたい課題

協働的な活動の後、各グループが作成した課題を発表し、草原教授が一つひとつの発表に対して価値づけと講評を行いました。

講話のまとめでは、動画資料が社会の課題をリアルに感じ取るために有効であること、地図・グラフ・表など複数の資料を比較することで子どもたちから問いを引き出せることなど、デジタルコンテンツの魅力と可能性が紹介されました。また、これにより、社会科の「見方・考え方」を働かせる学習課題の構築が可能になることが示されました。

今後への期待

参加者からは次のような感想が寄せられました。

・「社会科では、動画や画像を提示して関連・対比させることや、プレゼン資料で考えを共有することなど、ICTが効果的に使えると感じました。」
・「地域のことを学ぶために、複数の資料を用いて考える授業を社会科や総合的な学習の時間で実践していきたいと思いました。」
・「デジタルコンテンツを活用した社会科の課題づくりが大変参考になりました。」

DCC型授業の実践を通じて蓄積されたデジタルコンテンツを、日常の授業づくりに活用していただき、今後は先生方自身が主体となってオンライン授業を企画・実施されることが期待されます。

今後も教員向けの研修を継続的に実施しながら、DCCの理念を広く展開してまいります。