2025年8月2日（土）～8月3日（日）の2日間、草原和博教授が広島県教育委員会主催の「令和7年度広島県教育委員会免許法認定講習「社会科の指導法」」にて講師を務め、研修を行いました。本研修には、広島県内外の教員総勢18名が参加し、社会科授業の実践力向上を図りました。
研修１日目は、自身の社会科観を省察する活動を実施しました。まず社会科に関する被教育体験を省察し、その後広域交流型オンライン学習を参照しながら自身の社会科授業観を相対化していきました。
２日目は、社会科やICT利活用に関する理論を習得・活用しました。広域交流型オンライン学習の授業実践を分析・批評することを通して理論を習得するとともに、その理論を活用した遠隔授業を構想する演習を行いました。
最後の振り返りでは、「答えのある社会科」と「モヤッとする社会科」、「教え込み‧テストのための社会科」と「楽しい‧社会の担い手を育てる社会科」といった対比的な言葉で、これからの遠隔授業の姿（後者）が語られました。
