アクティビティ

【DCC海外展開へ】米国カリフォルニア版、韓国版DCC授業実施に向けた授業視察およびプロポーザルがありました!(2025年2月10日-2月14日)

2025.02.17

カリフォルニアにより2名の先生を招聘しました!

2025年2月10日(月)から14日(金)の5日間、米国カリフォルニア州と韓国より3名の先生を招聘しました。先生方には、次年度以降、カリフォルニア州グランドラ学区あるいは韓国にて本学習を展開していただくために、2025年2月期の広域交流型オンライン学習の実践および運営の様子をご覧いただきました。さらに、最終日には、視察を踏まえた海外版広域交流型オンライン学習の実施計画にかかるプロポーザルをいただきました。

2月期広域交流「外国人市民」授業の実践・運営の観察

先生方には、2月12日に行なわれた「外国人市民」をテーマとする小学校4年生を対象とした授業をホスト校よりご見学いただきました。その他にも、事前の学生・院生スタッフとの打ち合わせの様子や東広島市教育委員会と大学との指導案検討会の様子など、広域交流型オンライン学習の管理・運営にかかる一連をご覧いただきました。
先生方には、各所との緻密で密接なやり取りや、スタッフや学校、教育委員会、大学間の信頼関係によって授業が運営されていることについてご評価をいただくとともに、本授業で行った学習者同士の対話や提案が一回の授業にとどまらず、継続した学びとしていく必要性が気づきとして述べられました。特に、児童が授業中に考えたプランや提案を具体的なアクションにつなげていくことが肝要であることが語られました。

海外版DCC授業の実施計画が発表されました!

最終日には、カリフォルニアチーム、韓国チームよりそれぞれの地域でのDCC授業の実施計画が発表されました。視察での気づきや現行の広域交流型オンライン学習の良さや強み、可能性を踏まえ、かつ各国の状況や特色を相乗的に盛り込んだ素晴らしいプロポーザルをいただきました。”Inquiry”や”Action Civics”がキーワードとなりそうです。
その後、NICEな教員との意見交換を行い、さらに実施計画や実証可能性について深堀りしました。このたびの招聘を通じたプロポーザルが海外版DCC授業の展開に向けた大きな第一歩となりました。今後の海外での展開、海外との連携・協働プロジェクトにご期待ください。

視察研修を歓迎します!

わたくしどもの研究開発では、授業実践の様子などの視察研修を随時受け入れております。お問い合わせはコチラから!

この記事を書いた人
SIP staff
三井・川本・宇ノ木・神田

「デジタル・シティズンシップ・シティ:公共的対話のための学校」プロジェクトメンバーである三井・川本・宇ノ木・神田が更新しています! ぜひ、本記事を読んだ感想や疑問・コメントをお寄せください!